英語のオヤジギャグ!odd combination!
LUCY “ WHEN WE GET TO HIGH SCHOOL I'M HOPING THAT WE'LL HAVE LOCKERS NEXT EACH OTHER”
SCHROEDER“THAT WOULD BE AN ODD COMBINATION! HAHAHAHAHA!”
いつも口うるさい女の子ルーシーはおもちゃのピアノを弾く男の子シュローダーに片想いしています。この日もルーシーはいつものようにおもちゃのピアノに寄りかかって、シュローダーに自分の想いを伝えますが、こんな冗談を言われてしまいます。皆さんはこのやり取りでどんな冗談かわかりますか?
「高校に入学したら、私達のロッカーが隣になるといいわね」
「それはodd combinationになるね!ハハハハハ!」
このodd combinationの意味がわかると面白いんです。
oddにはこういう意味があります。
ロングマン現代英英辞典より
1 different from what is normal or expected, especially in a way that you disapprove of or cannot understand
(特に容認や理解ができないといった意味で普通であることや期待されていることと異なるということ)
(中略)
5 odd number
a number that cannot be divided exactly by two, for example 1,3, 5,7 etc
(例えば1,3,5,7といった2で割り切れない数字)→奇数
つまりodd は奇妙である、奇数という2つの意味があります。シュローダーはルーシーにこの冗談を理解させるためにこう続けます。
SCHROEDER“GET IT? LOCKERS HAVE COMBINATION LOCKS! AN ODD COMBINATION!GET IT?”
そしてcombinationですが、概念としては「組み合わせ」ですよね。二人組をコンビと言ったりする他に、数字を組み合わせて作る鍵の暗証番号のことも指すんです。
シュローダーは「それはodd combinationになるね!ハハハハハ!」と笑っていたのはきっと
「ロッカーの鍵の暗証番号は奇数になるね」と「僕と君(ルーシー)の奇妙なコンビになるね」の2つの意味を持たせてodd combinationと言ったのでしょう。
単語の複数の意味を掛けた英語のオヤジギャグといったところでしょうか。これに対してルーシーは「音楽家は絶対面白おかしいことをしようとしちゃ駄目ね!」と呆れます。ピーナッツはこんなオヤジギャグもあって、それからも勉強できちゃいます。面白おかしいエピソードですね。