curveって曲線状のものを表現するのに色々使えるのね
☆PEANUTSに学ぶ!ボキャブラリー vol.1☆
私がPEANUTS全集(スヌーピーを始めとしたキャラクターが登場する漫画)より学んだ面白い語学をシェアするコラム第1回目です。資格試験に役立つというよりも割と認知度の高い単語(中学~高校レベル)を取り上げボキャブラリーを楽しく深めたり会話表現に使えるものを取り上げるという姿勢で更新していきます!英語の楽しさとPEANUTSの面白さが伝わる記事にしていきたいと思います!
今回取り上げる単語は“curve”
PEPPERMINT PATTY
“MA'AM, I THINK YOU SHOULD GRADE US ON A CURVE‘’“IF I CAN FIND SOMEONE WHO KNOWS LESS THAN I DO, THEN I WON'T BE AT THE BOTTOM OF THE CURVE, RIGHT? RIGHT!!”
(1977/1/2掲載)
勉強が苦手でクラスの最下位になるのが嫌な女の子ペパーミントパティ。何とかそれを免れようと先生に提案した時の台詞です。
そこで気になったのがこのcurveの意味です。カーブ?「先生、私達をカーブで評価すべきだと思います。」「私よりうまくいかない誰かが見つかればカーブの底にはいないでしょ?」
順位のこと?ならrankを使いますよね?よくわからなかったので英英辞典を引いて単語の概念を調べてみました。
(ロングマン英英辞典より)
1 a line that gradually bends like part of a circle
(円の一部のような次第に曲がる線)2 a line on a graph that gradually bends and represents a change in the amount or level of something
(グラフ上にある何らかの量やレベルの変化を表した次第に曲がる線)
まあ、カーブと言えば弧とかそこから意味を拡張して曲線グラフって意味であることはわかりますね。
でもどう訳せば…
発想力がないので英和辞典!
(weblio英和辞典より)
曲線,カーブ,屈曲,湾曲部,曲線状のもの,(製図用の)曲線規,(女性の)曲線美,曲線図表,グラフ,相対評価
ああ!
相対評価!
腑に落ちました
曲線状のものですね相対評価って!偏差値の真ん中の人数が一番多くて下位と上位は少ない。
英語は単語の概念という幹があって、そこから枝葉のように細かい意味が広がってるのはわかるのですがいかんせん発想力が乏しくいい訳ができないんですよね・・・
これは辞書にヒントを得ながら訓練するしかない!?
ちなみにこの後「相対評価で自分より劣っている相手を見つけた」と先生に言うペパーミントパティ。その相手は何とスヌーピーの親友でおなじみの小鳥ウッドストック。教室の椅子の上にちょこんと立っている姿がかわいくて笑えます。